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発足式の模様

福岡県工業技術センタークラブが発足しました

発足式の模様の画像

平成13年1月29日(月)ホテルレガロ福岡において、福岡県工業技術センタークラブの設立総会が、発起人代表(株)安川電機 代表取締役会長 永次 廣 氏をはじめ16社の発起人、クラブ会員180社の参加により開催され、

  1. 会則
  2. 役員の選出
  3. 平成13年度事業計画
  4. 平成13年度予算

がそれぞれ承認されました。

産業経済のグローバル化、ボーダレス化の進展に伴い、大競争時代へ突入した今日、企業においては国内はもとより世界的規模での競争は避けて取れない状況になってきています。今後、企業が発展していくためには、それぞれの固有技術に磨きをかけ、核となる独自技術を目指していくことが不可欠です。
一方、国においては科学技術基本法が制定され「科学技術創造立国」を国是として過去5年間に国の開発予算は倍増されました。今後、我が国の産業経済が活力と競争力を維持していくための基本的要件に科学技術の振興が明確に位置づけられたわけです。
また、中小企業基本法が抜本的に改定され、中小企業支援のあり方が、従来の「大企業との格差是正」「弱者救済」という方向から、「多様で活力のある自立した中小企業」の育成支援に重点化するというものです。県の産業政策も、産学官の「共創」による、国際競争力のある創造力のあふれる産業の育成・創出を目指して、ベンチャー支援事業を始め、種々の支援施策を展開していますが、このような中で、地域中小企業の技術支援機関である工業技術センターの役割が益々重要であります。
そこで、工業技術センターが真の技術支援機関としての役割を発揮するためには、産業界との密接な連携、技術の研究開発を軸とした「共創」の関係を構築することが必要であります。即ち、工業技術センターでは、企業との交流を通して技術ニーズを的確に把握し、企業と共に技術開発に取り組む姿勢が重要であり、一方、産業界は、自社の研究開発室として工業技術センターを活用するとともに、工業技術センターを窓口として、県や国の産業施策等に積極的に参画していくことが重要であります。

以上のような状況の中で、この度、技術開発に意欲的な企業を結集して「福岡県工業技術センタークラブ」が設立されました。本クラブは、産業界と工業技術センターが、研究開発を軸としたパートナーシップの関係を構築し、新技術開発、新製品開発に共に取り組んでいくものです。意欲的な企業の皆様、積極的な活用と参加を改めてお願いします。

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