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  4. 令和4年度 生物食品研究所 指導事例

令和4年度 生物食品研究所 指導事例

  1. 次世代シーケンサーを用いた菌叢解析法について
  2. 自社製品中の微生物等の顕微鏡観察
  3. 乳酸菌の生存率の評価について
  4. 清酒用麹の評価方法について
  5. 鑑評会出品酒の酒質向上について
  6. 食品の保存性向上技術について
  7. 食品製造環境における衛生管理について
  8. 食品製造副産物の有効利用について
  9. 発酵食品の製造管理について
  10. 紙タオルのパルプ含有率測定について
  11. 乾燥剤包装袋の強度測定について

1.次世代シーケンサーを用いた菌叢解析法について

生物資源課

ロングリード用の次世代シーケンサーを用いた菌叢解析法を教えてほしいとの相談があった。DNA抽出条件に結果が大きく影響を受けることや菌叢解析に用いるツール等の助言を行った。

2.自社製品中の微生物等の顕微鏡観察

生物資源課

自社製品に含まれる微生物や異物等について、顕微鏡での観察を支援・指導した。

3.乳酸菌の生存率の評価について

生物資源課

生菌の乳酸菌を含む原料の加工処理後における乳酸菌の生存率を確認する方法はないか相談を受けた。加工処理前後の試料を乳酸菌用の培養液を用いて培養を行い、経時的な濁度の測定から増殖曲線を作成することでおおまかな生存率を評価できることを助言した。    

4.清酒用麹の評価方法について

食品課

清酒用麹の評価方法に関する相談があり、麹のα-アミラーゼ活性及びグルコアミラーゼ活性の分析指導を行うとともに麹の総合力価測定方法の指導を行った。

5.鑑評会出品酒の酒質向上について

食品課

鑑評会出品酒の酒質向上に関する相談があり、麹の酵素力価やもろみ中のグルコース測定による数理管理を導入した酒造りを指導した。

6.食品の保存性向上技術について

食品課

嗜好性・保存性を両立した食品の保存性向上技術について相談があり、衛生管理及び包装内雰囲気制御による保存性向上技術の指導を行った。

7.食品製造環境における衛生管理について

食品課

食品への微生物混入対策について相談があり、実際の製造現場の状況を聞き取り、微生物の混入源と対策について指導を行った。

8.食品製造副産物の有効利用について

食品課

食品副産物の有効利用について相談があり、酵素反応による有価物回収方法及び酵素分解・有価物回収の評価方法について指導を行った。

9.発酵食品の製造管理について

食品課

発酵食品の発酵管理及び殺菌条件について相談があり、各種発酵管理指標の評価方法(生菌数、pH等)及び殺菌条件の検討手法について指導を行った。

10.紙タオルのパルプ含有率測定について

機能材料課

パルプ繊維と化学繊維を混抄した使い捨て紙タオルのパルプ含有率を調べたいとの相談を受け、試料の離解と顕微鏡観察による評価を行った。

11.乾燥剤包装袋の強度測定について

機能材料課

乾燥剤包装袋各種の紙本体と接着部分の強度を比較するために、引張および引裂試験機による測定法の指導を行った。

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