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概要と実績
2025年2月12日
主な講座の概要と令和5年度の実績
福岡県工業技術センターでは、設備と人材を擁する研究機関の強みを活かした人材育成を実施しています。


問合せ先
化学繊維研究所 繊維技術課
電話番号:092-925-5933
概要
繊維に関する技術講習会を実施しています。
- 個別機器講習会
- 繊維関連組合向け講習会
- 布の手触りを数値化する風合い計測講習会
機器講習会は繊維関連企業のみならず、インテリア、産業資材関連など幅広く門戸を開いています。組合への講習会は、参加し易いように各産地へ出向き、具体的な課題や情報を発信し、意見交換を行っています。
実績など
【開催時期】
個別機器講習会:通年
講習会:5月~2月
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
個別機器講習会:延べ220名
講習会:延べ48名
第7回ものづくり日本大賞 人材育成支援部門
経済産業大臣賞 受賞

所在地:久留米市百年公園1-1 電話番号:0942-37-6114
概要
加硫ゴムの異常原因を解析するための手法・各種分析方法を習得することを目的としたゴム技術者の育成を行っています。
正常品及び物性異常を生じさせたサンプルについて次の実習を実施します。
- 物性(引張、硬さ等)の差異を確認後、異常原因の推定
- 推定原因を実証するための各種分析
(抽出操作、赤外分光、蛍光X線、熱分析等)
- 第三者に分かり易く説明するためのプレゼンテーション資料の作成
実績など
【開催時期】
基礎コース:毎年6月
6時間×3日間、3.5時間×1日間
実習コース(初級編、応用編):各毎年7月~9月
6.5時間×4日間
【工業技術センターの役割】
実習講座の企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
基礎コース:25名
実習コース:令和5年度は開催なし
主催:
化学繊維研究所 化学課
福岡県プラスチック工業会

問合せ先
化学繊維研究所 化学課
電話番号:092-925-7723
概要
射出成形作業に従事し、技能検定1級2級の資格を身に付けようとする方を対象にした実技と学科試験の講習会を開催しています。実技講座では、現場の中核として活躍できる人材育成を念頭に、成形条件設定や不良対策を学びます。
学科講座では試験のポイントを解説する他、試験装置に触れて試験で問われる問題の本質を理解できるようなカリキュラム構成としています。
実績など
【開催時期・期間】
実技:5月上旬、7時間×3日間
学科:8月上旬、7時間×1日間
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
実技: 9名
学科: 10名

問合せ先
生物食品研究所 生物資源課
電話番号:0942-30-6215
概要
微生物を取り扱った経験の少ない方を対象に、微生物試験等を実施するために必要な基本的な考え方と手技を習得するマンツーマン実技講習会を開催してきました。令和6年度は日程を3日間に変更し、最近使用例が増えてきた微生物検出資材の使用実習などを追加し、より充実した内容で実施します。
- 座学:微生物の取扱い全般
- 実技:培地作製、無菌操作、一般生菌数測定、新しい微生物検出資材の利用、顕微鏡観察など
(令和5年度実施講座)
○微生物取扱い実習【基礎編】
実績など
【開催時期・期間】
年4回実施、2日間/回
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
第1回:3名 第2回:3名 第3回:3名 第4回:2名 計11名

問合せ先
生物食品研究所 食品課
電話番号:0942-30-6215
概要
清酒製造責任者の育成等を目的に、講義と実習による酒造技術者の育成を行っています。
- 製造責任者養成コース:
微生物実習、きき酒実習、酒米分析実習
- 基礎コース:
日本酒度、アルコール分、総酸度・アミノ酸度に関しサンプリングや器具の取扱方法等について講義と実習
実績など
【開催時期・期間】
製造責任者養成コース:6月・6時間×3日
基礎コース:7月・ 6時間×1日
県酒造業支援事業:5~11月、12回
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
製造責任者養成コース:9名
基礎コース:5名
県酒造業支援事業:延べ247名
主催:
福岡県工業技術センタークラブ デザイン部会
(事務局:インテリア研究所 技術開発課)

問合せ先
インテリア研究所 技術開発課
電話番号:0944-86-3259
概要
受講企業が抱える自社商品の課題に対し、企画、デザイン、販売面での"魅せる仕掛け"の支援を行うことを目的とした講座です。デザイン系の大学の研究室と連携して実施しています。
マンツーマン対応でデザインの工程を体験・習得でき、社外から斬新な発想を取り込むことが可能な点が特徴となっています。
これまで計40社以上が受講し、20社以上の商品が展示会出展、及び商品化に繋がっています。
実績など
【開催時期・期間】
毎年5月~翌年2月
1社当たりの講座回数:約5回✕2時間
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
2企業

問合せ先
機械電子研究所 材料技術課
電話番号:093-691-0231
概要
金属熱処理に関する技術者の育成を目的に、基礎教育セミナー、技能検定準備講習会等を開催しています。
- 基礎教育セミナー:
材料の製造法、熱処理、材料組織、機械的性質等についてのセミナー
- 金属熱処理技能検定準備講習会:
学科及び実技試験対策
実績など
【開催時期・期間】
基礎教育セミナー:毎年10月・3日
準備講習会:毎年7月・2日
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
基礎教育セミナー:実習5名、講義26名
金属熱処理技能検定準備講習会:42名

問合せ先
機械電子研究所 材料技術課
電話番号:093-691-0231
概要
金属表面分野に関する技術者の育成を目的に、分析・評価技術に関する講演会、めっき技術研修会(講義と実習)、腐食防食技術普及会(座学) 等を開催しています。
- 分析・評価技術に関する講演会:SEM、EDX、XRFなど
- めっき技術研修会:めっき膜の機器分析実習
- 腐食防食技術普及会:腐食防食の基礎、評価方法
- マンツーマン機器分析実習
実績など
【開催時期・期間】
分析・評価技術に関する講演会:1~3回/年
めっき技術研修会:毎年9月・6時間×1日
腐食防食技術普及会:毎年11月・3時間×1日
マンツーマン機器分析実習: 1~4回/年
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
マンツーマン機器分析実習: 5社、7名
分析・評価:20名、腐食防食:25名
主催:
福岡県金型研究会
(事務局:機械電子研究所 生産技術課)
福岡県工業技術センター

問合せ先
機械電子研究所 生産技術課
電話番号:093-691-0231
概要
金型関連企業の新規採用者及び初心者の人材育成を目的に、金型設計・製作に関する基礎的な講義と実習を行う「FKKスクール」を開催しています。
- 対象者:
福岡県金型研究会会員企業の新規採用者及び初心者
- 内容:
社会人としての基礎教育、金型の概要、金型の設計・分解・組立、測定器具、切削加工、研削加工、仕上げ等に関する講義と実習、工場見学等
実績など
【開催時期・期間】
4月開催・8日間
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】
9企業 29名(令和5年度 4月11日~20日)

問合せ先
機械電子研究所 機械技術課
電話番号:093-691-0231
概要
省エネルギー機器設計に関する技術力向上を目的に、講義と実習による省エネ技術者育成を行っています。
- 熱流体可視化に関する講座:
工業製品や各種生産設備などの熱流体設計において、必要とされる知識や設計改善の事例について、デモンストレーションを交えながら解説
- 熱流体解析に関する講座:
熱流体解析を用いた省エネルギー機器設計についての講義及び熱流体解析ソフトを用いた実習
実績など
【開催時期・期間】
6月~3月の間に実施
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
熱流体可視化に関する講座:11名(2回)
熱流体解析に関する講座:15名(6回)

問合せ先
機械電子研究所 電子技術課
電話番号:093-691-0231
概要
EMC・アンテナ技術者の育成と実践力向上を目的とし座学や実習を行う「福岡EMCスクール」を開催しています。
(令和5年度実施講座)
- 狭帯域通過フィルター設計(座学/実習)
- 磁界解析入門セミナー(座学/実習)
- EMC対策基礎セミナー(座学)
- アンテナ測定実習(座学/実習)
実績など
【開催時期・期間】
9月~3月の間に実施
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
延べ10日、89名

問合せ先
機械電子研究所
機械技術課(CAE部会)
材料技術課(レーザ部会)
生産技術課(AM・MIM部会)
電子技術課(AI・IoT部会)
電話番号:093-691-0231
概要
①CAEを活用した設計、②レーザを活用した試作・製造、③AM・MIM技術を活用した試作・製造、④AI/IoTを活用した製造・生産管理に関して、企業内におけるデジタル化推進の中核となる技術者の育成を目的に、外部講師や職員によるセミナー(座学)や、設備機器を活用したハンズオン形式の実習を開催しています。
<主な講座(令和5年度)>
- 構造解析ソフトウエア個別体験セミナー(ハンズオン)
- めっき現場におけるIoT人材育成 (ハンズオン)
- 金属3Dプリンタ利用講習会(ハンズオン)
- 3Dデジタイザー体験セミナー (ハンズオン)
- 設備機器利用講習会 (座学)
- IoT関連技術実習セミナー (ハンズオン)
実績など
【開催時期・期間】
通年
【工業技術センターの役割】
企画・運営及び講師
【受講者数】(令和5年度)
288名(24講座、49回開催の合計)